概要
Overview
SDGs 研究所は、企業コンソーシアムによるプロセスマーケティング・ソーシャルマーケティングを軸に参加企業様と様々なグループ・プロジェクトを立ち上げ、全国約2,000 カ所ある現場から消費者や現場で働く人の声を参考に研究と ソーシャルアクションを重ねてまいりました。
現在も会員企業の皆様とSDGs に資するプロジェクトや講演会、シンポジウムを通じた、SDGs 推進活動を年間通して幅広く行っております。皆様にご入会頂くことにより「産官学」の多くの連携を生み出し更に開かれた組織としてより多くの企業・団体、さらには個人まで参加者を集い、オープンイノベーションの充実とSDGsの目標に向けてより良い社会を構築していく組織へと進化させてまいります。
組織の歩み
Organization History
SDGs 研究所はウェルネス・ライフサイエンス研究所として 2013 年より発足。 2014 年~ 2016 年は、会員企業によるグループワークなどを通じ「コラボ・イノベーション」で会員企業のニーズとウォンツを「コラボ・イノベーション」で会員企業のニーズとウォンツを「ソーシャル・マーケティング」「プロセス・マーケティング」などの手法により「社会課題解決」に向けた活動を取り組んでまいりました。 さらに、2016 年から「SDGs:持続可能な開発目標」をもうひとつの柱として、2017 年度からSDGs ビジネスマッチングセミナー(今年度よりSDGs ビジネスセミナー)、SDGsユニバーシティーを開講してまいりました。
私たちは時代の変化を受け入れながら、セミナー(学び)、ワークショップ(活動)、異能種交流会(交流) の3つを軸にし、会員企業の皆様と新しい時代のビジネスについて学び、実践し、発信してまいりました。
主な活動
Main Activities
SDGs ソーシャルプロジェクト
企業コンソーシアムとして立ち上がった当研究所の最大の魅力であるオープンイノベーションを最大限に発揮する場。会員企業が垣根なくシダックスグループの豊富な現場を活用し実験、実装出来る取り組みを行い、「社会課題解決」に取り組んでいます。また、成果の出た取り組みについてはメディアリリースで外部発信も行っております。
SDGs ビジネスセミナー
当研究所と株式会社ワイズ
が共催している活動。
多くのベンチャー企業が取り組んでいる事業を応援し、昨年度までは企業同士のマッチングの機会を創出してきました。時代の変革に挑むベンチャー企業、特にSDGsに前向きなベンチャー企業の支援や繋がりを図ることで、若き経営者から持続可能な社会を目指す仲間を作りだします。
SDGs ユニバーシティ
SDGsユニバーシティは、笹谷秀光所長の監修のもとSDGsをテーマとして活動している企業コンソーシアムで社会課題解決を目標にする「SDGs研究所」が産官学それぞれの分野から講師を招き、SDGsの理解を深めるために質の高いカリキュラムで構成される「ユニバーシティ」です。
各企業のSDGs推進の担当者やエグゼクティブの皆様にご提供するレベルの高い講義を お届けします。
特長
オープンリソース&アライアンス
参画企業は研究開発で得られた知見を共有し、相互に連携し、自由に新たな研究開発と事業活動を展開することができます。
サスティナビリティ
21世紀型持続可能な日本社会の創出を目的とします。研究テーマはこれからの日本社会の根幹に関わるものとし、より良い形でその実現化を目指します。
SDGs研究所は、社会を健全・健康に発展させる「ソーシャル・ウェルネス」を実現させること、そのための価値創造機関として、理念に賛同したさまざまな企業による“異能種の集まる”協同研究機関です。
運営・アドバイザー
所長
-
笹谷 秀光 千葉商科大学・客員教授
CSR/SDGsコンサルタント
東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年~2019年4月伊藤園で、取締役等を歴任。主な著書『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし(https://csrsdg.com/)
コミッショナー
-
志太 勤一
シダックス株式会社 代表取締役会長 兼 社長
アドバイザー
-
村山 貞幸 事業構想大学院大学 特任教授
株式会社電通、テキサス大学オースティン校訪問研究員、グロービス パートナーファカルティ、多摩大学等を経て、現在に至る。関心領域は、ソーシャルビジネス、日本型ホスピタリティ。日本伝統文化の伝承活動として通算2,000回以上のイベントを実施。NPO法人日本大好きプロジェクト理事長、一般財団法人日本のこころアドバイザリーボードメンバー、一般社団法人社会人基礎力協議会フェロー。
-
川井 真 多摩大学大学院 経営情報学研究科 客員教授
明治大学サービス創新研究所 顧問、明治大学自動運転社会総合 研究所所長代行・地方創生部門長、明治大学野生の科学研究所事務局長等を兼務。専門は政治哲学・社会思想・公共リスクマネジメント論・死生学。現在、シダックス株式会社社外取締役、IRB治験審査倫理審査委員会委員、全国在宅医療推進協会監事、ふるさと テレビ顧問等も務める。少子高齢人口減少時代に求められる新たな社会の構造を探るため、アクションリサーチという研究手法を用いて実証主義的な研究に取り組む。
参加企業
SDGs研究所は、社会を健全・健康に発展させる「ソーシャル・ウェルネス」を実現させること、そのための価値創造機関として、理念に賛同した企業による協同研究機関です。活動主体である参加企業を支えるために、ファシリテータを含む運営委員会、産学連携に向けての大学・大学院、あるいは自治体などを協力機関として参画の輪を広げていきます。
理事会員企業
一般会員企業
- 株式会社伊藤園
- 株式会社Uca
- 株式会社ONIGIRI Plus
- 日鉄物産株式会社
- 日東ベスト株式会社
- タイランドフィッシャリー
ジャパン株式会社 - アルプス システム インテグレーション株式会社
- ハウス食品株式会社
- エスビー食品株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- 一般社団法人
日本自動車運行管理協会 - 株式会社内田平和堂
- 株式会社ショクリュー
- フジノ食品株式会社
- 株式会社マルハチ村松
- 大槻食材株式会社
- オザックス株式会社
- 株式会社地球Labo
- 静岡ブルーレヴズ株式会社
- 千田みずほ株式会社
- 株式会社アイガー
- 極洋商事株式会社
- 株式会社マルマサフード
- 東洋通信工業株式会社
- 国分グループ本社株式会社
- 株式会社サニースタッフ
- ENELL株式会社
- 株式会社リフラックス
SDGs
持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月に「国連持続可能な開発サミット(国連本部)」において採択された行動計画目標で、17の目標と169のターゲットからなっています。 SDGs研究所はその目標を考慮し、企業コンソーシアムとして持続可能な開発を推進していきます。
本研究所とSDGs基本方針
-
1.趣旨
SDGs研究所は、SDGsの17の目標を踏まえ活動を行う。
-
2.SDGsを取り入れた活動
- i SDGs研究所の活動についてSDGsとの関連付けを行う。そのうえで、持続可能な活動を深化させていく。
-
ii
活動の長期目標の設定
各活動について、必要に応じ、2030年のSDGsの達成目標に合わせた長期で設定。 -
iii
会員企業との連携による取り組みの実施
会員企業が産官学の連携を組みそれぞれの活動での共有価値の創造に留意する。 -
iv
研究所内でのSDGsの推進
講演会やシンポジウムまたはセミナー等でSDGs活動を幅広く推進する。 -
v
活動報告の発信
活動内容はSDGs研究所の公式HPを活用し情報の共有化を図るとともに、広く外部への発信を行う。
当研究所のSDGs達成に向けた取り組みは、外務省のホームページにSDGsに取り組む活動の一例として紹介されています。