高井戸モテ男組PJ
2018.2.28

2018年2月打ち合わせ

高井戸モテ男組教室全14回の教室が終了し、その振り返りと来年度に向けての議論を行いました。

 

今回の教室は、男性高齢者を対象とし、スポーツボイスや料理教室、ITの活用など、複合的なプログラムを体験いただくことで地域交流、 仲間づくりを促し、社会活動と心理的要因の向上をはかることを目的に実施しました。

効果測定として、全14回の教室で参加者アンケートを実施しており、その結果をご報告しました。

14回の教室参加率は平均92.0%、教室の評価はすべての回で普通以上の評価が得られ、プログラムに問題がなく満足いただけたのではないかと思います。

今回の活動の目的でもあった社会活動に関しては、いきいき社会活動チェック表を用いて評価を行いましたが、3カテゴリー(個人活動、社会参加・奉仕活動、学習活動)すべて初回よりも最終の方が、いきいき社会活動得点が増加し、個人活動に関しては有意差が見られました。

初回のアンケートで「教室に期待すること」の質問では、「声が出るようになりたい」「食事の知識を身につけたい」などの体の変化、知識の習得、「楽しみたい」などのレクリエーションとしての価値への期待が挙げられましたが、最終のアンケートで「教室で得られたこと」でもこれらの項目が挙がったため、参加者のニーズに合った教室であったと思います。

加えて「ストレス発散できた」「仲間ができた」などの参加したことでの副産物も効果として挙げられ、期待以上に様々な効果を得ていただけたと思います。

 

今回は、教室に関わっていただいたスタッフも含め、15人が集まり、それぞれに教室を実施しての感想をお話いただきました。

それぞれの企業がお持ちのコンテンツや、ノウハウを持ち寄り、複合的なプログラムを企画・実施しましたが、一社で行っている取り組み以上の効果や、さらなるノウハウ取得になったとの感想があがり、新しい活動として実施ができたようです。

 

「少子高齢化」といった社会問題の解決に向けて、高齢者の介護予防を目的に実施をし、参加者にとってよい効果が得られましたが、企画をした企業側においても、様々なことを取得できた教室になったようです。

 

次年度は、ITの活用方法でさらにレベルアップした仕組みを作りたい、別の地方自治体でもトライしたいなど、積極的な意見があがっていました。

来年度もさらに発展した教室開催ができるように、今後も議論を重ねて行きたいです。

 

打ち合わせの後には、高井戸モテ男組教室に関わっていただいた皆さんと打ち上げも兼ねて和気あいあいと食事を楽しみました。

 

 

 

 

(レポート:葉梨)