農林水産省によるSDGsトップランナーセミナー
ウェルネス・ライフサイエンス研究所では、「トップランナーによるSDGsセミナー」と題し、研究所会員企業の学びを深めるためのセミナーを開催しました(ZOOMによるオンライン開催)
今回は「企業・国・自治体」のトップランナーからSDGsの先進的な取組をご紹介いただくことをテーマとし、研究所の会員の多くが「食」に関連する企業であることから、食品産業の所管省庁である農林水産省の黒岩様(食料産業局企画課企画官)に「SDGsと食産業~「健康な食」と食産業の持続可能性~」と題してSDGsに関する取組等をお話いただきました。
農林水産省では「SDGs×食品産業」というテーマで、食品事業者のSDGsを取組に至った経緯や、グッドプラクティスをHP上で紹介されており、まずはその取組についてご紹介をいただきました。
農林水産省での取組紹介の後、なぜSDGsが国連で採択されるに至ったのか、ESG投資が進むようになった背景をご説明いただき、企業の取組を評価する上でSDGsが指標の主流になりつつあるということを説明いただきました。
また、黒岩様が担当されている「東京栄養サミット」をご紹介いただきつつ、現在各国で栄養改善についてどのような取組がされているのか、イギリス、フランス等の事例を交えつつお話いただき、最後に栄養改善事業推進プラットフォーム(NJPPP)において、来年の東京栄養サミットに向けた分科会を行っていることをご紹介いただきました。
大局的でありながら、一つ一つの項目を分かりやすくお話いただき、参加者からも反響の大きいセミナーとなりました!
<黒岩氏プロフィール>
1989年(株)電通入社
民間企業の広告業務を担当後、2008年から官公庁を担当。環境省を中心に社会課題に係わるコミュニケーション活動に従事
2018年5月、農林水産省に出向。発展途上国の栄養改善事業・東京栄養サミット等を担当
セミナーの様子はリンクよりご覧いただけます(会員限定)
(レポート:佐藤)