日本文化と和PJ
2018.7.21

2018年7月着物ステーションイベント

オリンピックイヤーを目指し、「渋谷」地域の活性化を目的としたこの活動。

「多くの人に日本文化を好きになってもらい、その日本文化に誇りを持つ日本人を増やす」ことを目指し、最初はすべての日本文化と関連が深い「着物」をテーマに活動しています。

 

より多くの海外の人や若者に、着物を親しんでもらうことを目的とし、渋谷のホテルや施設を拠点にし、今までにない新しい着付けサービス(着物や浴衣のレンタル・購入、着付け)を行う「着物ステーション」を立ち上げることにしました。

 

今までにない、新しさとは何か!

①ホテル宿泊者はお部屋で浴衣を脱いで返却できるという手軽さ(脱いだ着物は次の日にフロントへ返却)

②イベント時のみとなりますが、浴衣を着た英語の話せるおもてなし大使が、渋谷の街をガイド。浴衣を着ながらの体験型観光。

 

7月18日(水)、721日(土)にホテルエミット渋谷の宿泊客を対象とした、着物ステーショントライアルイベントを実施しました。

着付け、浴衣の提供はハクビ京都きもの学院が全面協力。

 

 

 

 

 

ホテルエミット渋谷フロント前に、浴衣や草履、帯を展示していると、宿泊客の目をひき、お声かけいただきました。

その中で、シンガポールからお越しのお客様に着付けサービスにご参加をいただきました。

最初はレンタルでご検討されていましたが、鮮やかな色合いの沢山の浴衣を見ているうちに、お気に入りの浴衣が見つかったようで、ご購入いただきました。

着付け後には、浴衣を着たスタッフと一緒に、異文化交流を楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     
また、当日は猛暑日だったため、着付け後にホテルのお部屋でゆっくりと撮影を楽しまれ、夕方の涼しくなった時間にお出かけになっていました。

この「着物ステーション」は、浴衣返却は翌日可能な点から、お客様それぞれの観光スタイルに合わせて、時間を気にせずに浴衣を楽しんでいただけます。 

21日(土)は渋谷盆踊りが開催され、ハクビの通訳ボランティア団体である「おもてなし大使」の皆様や「ハクビ着物クイーン」の皆様でお祭りに参加をしました。

 

 

 

 

 

今回は、宿泊者へ当日、フロントにて着物ステーションのご案内を行ったため、ご予定があるお客様が多かったこと、また連日かなりの猛暑日が続いていたことから、「興味はあるが不参加」とのお断りが多く、結局参加者は1名でした。

しかし、浴衣や着物にご興味があるお客様は沢山いらっしゃり、浴衣を着たおもてなし大使とフロントにて異文化交流を楽しんでいました。

また、浴衣を着て街歩きをしていると、海外の方からお声かけをいただき、写真を撮ったり、交流をすることができました。

 

 

 

 

 

    
今後も「日本文化―着物」を通して、国境や世代を超えて多くの方々と交流のできるイベントの開催を検討していきます。

 

 

 

 

 

(レポート:葉梨)